AKB48 in TOKYO DOME〜1830mの夢〜最終日

AKB48 in TOKYO DOME〜1830mの夢〜 2012年8月26日(日)3日目

ついに来てしまった千秋楽、というか最終日。暑くて熱い3日間でした。水道橋ありがとう、ありがとう東京ドーム。これであつこちゃんのAKB48としての姿も私は見納めです。卒業公演当たらなかったですからね。
セットリストは、メモリストさんのページから引用させていただきました。(リンク貼っておきます。)

3日間終わってみると、いわゆる普通のアーティストみたいに、同じ構成同じ曲順のものが複数あって「あ、次コレ来るな」っていうのがわかりました。AKB48のコンサートは全ての日でセットリストが異なるって聴いていたので、あぁ普通になったのかなと思うところもありました。今回は西武ドームの反省を踏まえたのか、アルバム曲は3日間に散らしていて、自分も集中力が切れることなくぽかーんとすることがなかったです。しかし不思議ですよね・・・普通のアーティストさんっていうのはアルバムを出したらアルバムの曲メインでツアーするから一応聞き込んでくるのがお約束だけど、AKBって基本的にそういう構成ではないみたいだから、ぽかーんとなってしまう。オマケにMIX入れられないと地蔵になる・・・本当に不思議なアイドルの世界です。

■陰アナ (柏木由紀)
■映像
◆M00 overture
◆M01 桜の花びら (前田敦子)

事前にTwitterで業界の方が若干ネタバラシしていたので何かあるとは思っていましたが、フルオーケストラに制服姿のあつこちゃん一人でスポットライトを浴びている。ここで来たか、と思いました。生歌で歌うあつこちゃんは時折込み上げるものがありましたけど「泣いちゃだめだ、歌いきってくれ」とひたすら念じる私。絶対どの一曲も後悔してほしくないから泣き崩れて欲しくなかった。あっちゃんは歌いきりました。それにしてもスクリーンに映る桜とあいまって、その旅立ちの 清々しさときたら。やり切った人の顔というのは神々しさがありますね。

◆M02 Pioneer (チームA)
制服の上着を脱いで花道を駆け出した彼女の先にはチームAのみんながいる!そこからPioneer。イントロ始まった瞬間に鳥肌ぶわーーーーっと立ちました。3日間で初めてです。まさに今、AKB48としてもPioneerになろうとしているあつこちゃんには仲間がいる。輪の中に入った時の一瞬のほっとしたようなあのくしゃ笑顔、そしてメンバーみんなの笑顔を見て、彼女にとってのこのチームの大きさと、チームAの繋がりの強さ、公演は確かにあまり出られなかったかもしれないけど、主張せずとも人が集まる存在感を感じずにはいられませんでした。

◆M03 RESET (チームK)
◆M04 シアターの女神 (チームB)
◆M05 初恋は実らない (チーム4)
次いでの「RESET」も風を入れろって新しい空気をたくさん取り込んで生まれ変わろうというメッセージがあり、「シアターの女神」では初心に帰る劇場に立つ女神になるんだっていう曲で、Pioneerからの曲は現在公演している曲からのセットリストでしたが、いずれもこのドームからまた始まるんだっていう強いメッセージを感じました。メンバーも本当に気合いが入っているのが伝わってきて、シアターの女神までの高揚感がハンパなかったです。「初恋は実らない」の時にちょうど私の席の前のステージに来たのだけど、大分吹っ切れた感じがするメンバーが多かったです。しかし、なんでおじゃる丸の歌を持ってくるのか謎。僕の太陽公演の曲をやればいいのに。正直、この曲の時の会場の温度が少し下がったのですごく気になりました。これ、構成が意地悪なんじゃないのかな。

◆M06 会いたかった
この日は一部昔の制服を着ていた人たちがステージに確認できたので、もしかして卒業生がいるのかなって思ったんだけど、どうなんでしょうかね。全員での会いたかった、花道を一杯に使ってパフォーマンスするのもなれた感がありますね。

■MC
ここでは、たかみなが仕切りをしていたんだけど、みぃちゃんが「ここにいるあっちゃんの卒業をみんなでお祝いしたいと思います。」ってな話をしていて(みぃちゃんが言ったってコメントされているものもあるんだけど、みぃちゃんはあつこちゃんとデレデレしてたので、たかみなかと私は思っていました。)みぃちゃんとあつこちゃんは腰に手を回してしっかり密着していました(麻里子様ブログでのみぃちゃんの写真を見ると納得ですね)
そしてこれは総監督としてではなく、たかみなの偽らざる気持ちだと思うんだけど「敦子のいるAKB48、2○○○日全力でぶつけていきたいと思います」こんな言葉を口にしていたように聞こえました。(メモの走り書きより・・・日数まで追えなかったです。速記できないので正確ではないのはご容赦を)

◆M07 スキャンダラスに行こう! (小嶋陽菜大島優子)
◆M08 向日葵 (梅田彩佳松井珠理奈板野友美宮澤佐江)
◆M09 口移しのチョコレート (横山由依篠田麻里子高城亜樹)
「スキャンダラスに行こう!」はアルバム曲。こじゆうです。花道に小さなアメ車がスタンバイされて、ポップな衣装のこじゆうが乗り込むと、相当ノリノリで(笑)大島さんは
「みんなーこじゆう大好きでしょ?」
ってあおってましたw盛り上がりましたね。途中から人形が出てきて、それにこじゆうがキスしたのだけど、なんと最後に客席に投げ込んでいたヽ(^。^)丿ををーーーーーって会場どよめきました。
「向日葵」も盛り上がったんだけど、ここは珠理奈が出てきてびっくりしてたんじゃないかな。正直言えば、ここは才加ちゃんを出してさえちゃんと一緒にユニットさせてあげたかったな。あ、それとこれもマイクオンしていて生歌だったですね。

「口移しのチョコレート」は、ゆいはんの意外なキャスティングですかね。こういうユニット曲にも出るような幅が出てきたんだなって思いました。それとここであきちゃが出てきて、きっちりと色っぽい仕事をしていたので、あぁもう黒い天使があっても出られないなってちょっとがっくりしてしまいました。個人的にはあきちゃ、はるごんとあつこちゃんのぼっち会の黒天を少し期待していたので。麻里子様は余裕の貫禄です。

◆M10 いつか見た海の底
◆M11 NEW SHIP
ここは、3日間同じ構成。本当にこのメンバーを推したいのねって感じですね。曲はいいから楽しめるけど、もう少しチーム4の歌とか入れても良かったよな…。三日目はちょっと「これはやり過ぎじゃないか」っていう、次の体制を意識しすぎた演出が目立ちましたね。

◆M12 ハート型ウイルス (河西智美柏木由紀北原里英)
◆M13 キャンディー (峯岸みなみ渡辺麻友松井玲奈)
「ハート型ウィルス」の最初の衣装が、ドレスの下がフランス貴族みたいなバルーンタイプっていうんですか、ああいうスタイルで固定されてたんです。で、途中で抜け出たと思ったら今度はみゆみゆとかマリアちゃん、あと一人がわからなかったけど、抜け出たところからサクッと出てきて一瞬イリュージョンかと思いました。後からの3人は歌わなかったけどね。ゆきりんが台詞で
「絶対に有り得ない、新作ギンガムチェックのミュージックビデオでゆきりんがキスなんて!」
なんてネタ振ってましたw会場沸いた沸いた。
「キャンディー」に玲奈ちゃんが出てることに私の周りも驚いていましたが、ああいう超アイドルソングに入るってのが新鮮でしたね。まゆゆは違和感なく、みぃちゃんも雰囲気としては有りだし。最後にキャンディを客席に投げ込んでました。最終日は出血大サービスが多かったな。

◆M14 ハッピーA! (チームA) ※『ワッショイB!』チームAバージョン
◆M15 Only today (チームA)
確かリバイバル公演のMCでチームAにもワッショイBのAバージョンのさわりをやったことがあり、それからフルバージョンで聴きたいと思っていたけど、秋P最後に出してきてくれました。マジ嬉しくて、ワッショイし過ぎて喉枯れましたwここで指原アンダーに入ったのは十夢ちゃん。繰り返しますけど、本当に十夢ちゃん、Aに来て欲しかったな。途中であつこちゃんをしいちゃんとあーみんが担いで「ハッピー!」ってなってるところがモニタに抜かれましたが、あつこちゃんのハッピーな笑顔に可愛いーーーーって悶絶していました。今のチームAで観られて良かった。お願いだからBlu-rayでだせよ、いや出してください>運営
そしてまた聴けると思わなかった「Only today」ハッピーA!に続いて本当にハッピーな気分になる曲であり、切なくて泣ける曲。ここで涙が・・・。どうしてみんなそんなに楽しそうなんだ!嬉しすぎるぜ!

■MC (小嶋陽菜指原莉乃)
ここは次の準備のために、出られるのはこの二人というやむを得ない二人wのにゃんにゃんと指原。指原一人だと一気にトイレタイムになってしまうからと、自虐的に言うけど、いや指原のマイク回しは巧いね。にゃんにゃんも「えー」とか言いながら、泣きながら微笑んでを歌いきってどや顔だったともちんだとか、テンション上がりすぎて頭を剃った優子とか、案外気に入ってるみたいでメールの最後に「by総監督」とか入れてくるたかみな、とか結構シュールなネタを振ってました。にゃんにゃんはね、途中で離脱してしまったけど(苦笑)ある意味最終日のMVPでしたね。そして天才でした。

◆M16 転がる石になれ (チームK)
◆M17 みなさんもご一緒に (チームB)
◆M18 黄金センター (チーム4)
「転がる石になれ」はライブの時の定番曲だったけど、意外にも今回のドーム公演で初めて。盛り上がりましたね。チームKの曲は盛り上がる曲が多いんですよね、A推しとしては悔しいけど。「みなさんもご一緒に」もなんでしょうね、このチームBのおふざけ感満ちた面白いノリは。これも盛り上がるんだよなー。チーム4もここで「黄金センター」という丁寧にmixが入った曲を持ってきたのだから、死ぬ気で盛り上げて欲しかったなー。インパクトに欠けるというか、選抜メンバーがいないから分が悪いけど若いメンバーだからもっとはっちゃけて良かったんじゃないかな。

◆M19 虫のバラード (高橋みなみ)
これをたかみなが生歌で歌っていたのだけど、前日のソロデビューの発表もあり、余計に気合い入っていたと思いました。やっぱりたかみなはソロだったらロック系が合いますね。才加ちゃんの艶のある声とはまた違って、興味深かったです。そして、たかみなが歌い終わった後に静かに話し始めました。「AKB48最後のアイドル姿を見てください」からのたかみな先導でのあっちゃんコール!あっちゃん、あっちゃんという声が高まった中で来たのが…

◆M20 渚のCHERRY (黄色=前田敦子 / 青=川栄李奈島崎遥香木崎ゆりあ)
CHERRY キターーーーーー!ん、メンバーが…あれ、ジョーちゃんどこー↑?状態の私。いやーどういう要素をここに入れたかったのか推して知るべしなんでしょうけど、ちょっとぱるるのCHERRYはやり過ぎ感があってなぁ。頭一つ抜けてるんだからここはジョーちゃんでいいんじゃないの。というか、そもそもCHERRYやるならみぃちゃん出して、ゆいはん、りえちゃんとかでもいいじゃん。むしろそっち見たかったよ。みぃちゃん今回のユニット系で一度もあつこちゃんと絡んでないんじゃないの?まぁ、そういうのは置いといたとして…この曲の時にクロマキーが出てきてビーチのそばの家の庭でブランコに乗ってる風な絵がモニタに映し出されてました。あつこちゃん、ぱるる、りっちゃん、ゆりあと一人一人ブランコに乗って、ブランコをおしだすーみたいな演出…ちょっとやり過ぎじゃないっすか(苦笑)若い子たちの中に入ってましたが、あつこちゃんの可愛さは尋常じゃなかったです。青春マンガに出てくる女子高生みたいな雰囲気がありましたね。クッソ可愛いぜ、まったくw

◆M21 黒い天使 (渡辺麻友前田敦子松井珠理奈)
で、CHERRYを歌い終わって後メロの時にあつこちゃんが奥にとってはけていなくなったと思ったら、いきなりモニタに「ただいま着替え中」って映し出されて、そのうちカウントダウン!の表示が。会場全員でカウントダウンをして出てきたら…「黒い天使」キターーーーーーと思ったら、えぇぇぇーーーーってどよめきが。おいおい、まゆゆに珠理奈って、世代交代式じゃないんですけどぉーみたいな想いを抱いた人は私だけではないはず。私のみぼっち会の黒天がぁと心で泣きました。歌自体はいいんです、悪い出来になるはずないし。ぼっち会は無理としてもオリジナルユニットで見たかったな。黒い天使のあつこちゃんって、ちょっと行き止まり感と、本当の自分はこうじゃないっていう歌の主人公の苛立ちを表情と目で表現している印象が強いんだけど、この日の天使は二人と最初に目が合ったときにちょっと微笑をたたえていて、すっかりお姉さんな雰囲気が見えました。だけど、それは最初だけで、その後は闇に紛れ込んだ少女以上大人未満な女の子でしたね。昔の映像と比べると歌の雰囲気に年齢があってきたのかなぁとも思いました。

◆M22 アイドルなんて呼ばないで (小嶋陽菜大島優子前田敦子板野友美) ※ポンポン隊:研究生
「黒い天使」のあとに、ポンポン隊が出てきて「ミッキー」っぽい曲がかかって、大島ちゃんとかめっちゃ元気に踊っていたかと思ったら、着替えたあつこちゃんが出てきてびっくり!!公開生着替えか〜〜〜って一人ツッコミを入れていたんですけど、結構たたみかけますねぇ。3曲連続。ここに出てきたのが初期メンバーと大島さんという組み合わせに周りもどよめいていました。確かにたかみな、この歌はもう歌うとは思わなかったよ・・・。アイドルっぷりハンパなかったです。あの頃と同じ年齢ではないから十代のてらいのないパフォーマンスではないけど、かわいこぶりっこ(死語の世界)ではなく、素の無邪気なあっちゃんが歌っているって印象が残ったなぁ。作ってないから嫌味に見えなかったのよ。これ、良かったなぁ。

◆M23 君は僕だ (前田敦子)
で、歌い終わったと思ったら、衣装がばっと早変わりして、シンプルなワンピース姿のあつこちゃんに!このコンサートで派生ユニット・ソロ通して初めてソロ曲「君は僕だ」。まさかここでやるとは思わなかったけど、本人めっちゃ楽しそうだったし、ある意味最終日であつこちゃんが卒業っていうのはわかっているから・・・という構成なんですよね。恐らく卒業したらこういうところで一人で歌うということはそうそう無いだろうし、もう秋Pからの「卒業証書」みたいな印象を持ちました。「右肩」が良かったという意見もあると思うけど、元気に終わらせた方が良かっただろうなと思うので、私はこの曲を聴けて良かったです。

■MC (TV中継)
◆M24 Everyday、カチューシャ
■MC (TV中継)
◆M25 ヘビーローテーション
ここで24時間テレビの中継が入ったのだけど、最初にあつこちゃんの挨拶を終わらせたのはGJだと思いました。私はまだテレビ見てないけど、大島さんの「大好き!」って言ってたのはよくわからなかった。(中継との音のやりとりが聞こえにくくて)でもその後たかみなが「大好き〜〜〜」って客席に向かって叫んでいたので、あれ、これは大声ダイヤモンド歌うのか?って思っていたらエビカチュだったという(苦笑)結局エビカチュとヘビロテは都合2回ずつ聴いたことになるんですかね。いつ中継が終わったかもわからないままで通り過ぎました。

◆M26 夕陽を見ているか? (1期生6名)
今日はあっちゃんが台詞を。あっちゃんコールが大きくて台詞かき消され気味(苦笑)やっぱりここも6人。意味があるんだよね、きっと。

◆M27 風は吹いている
◆M28 10年桜
「風は吹いている」のフォーメーションは3日とも変わらず。たかみなのいる上手チームとあつこちゃんがいる下手チームでわかれていたので、今回も3塁側で下手チームのあつこちゃんをオペグラでガン見していました。省エネダンスとか言われたなんて本人は言っているけど、私はあつこちゃんの「踊ってます!」の押しがないけど無駄がなくて腰が決まっているダンスが好きです。残像のあるダンスが好き。「10年桜」も聴いていると卒業をひしひしと感じてしまってダメですね。

◆M29 キスだって左利き (SKE48選抜)
◆M30 ヴァージニティー (NMB48選抜)
3日間とおしてSKEとNMBは自分の持ち歌が少なかったように思うけど、AKBの夢のドームコンサートとしての位置づけから考えたら、すごく絶妙なバランスだったなと思いました。新曲をさりげなく折り込んできて、この後につなげているもんね。そう考えるとSKEにしてもNMBにしてもドームを一つの節目として、高橋Japanとしての新しい一歩という意味では同じコンセプトだったのかもしれませんね。

◆M31 胡桃とダイアローグ (チームA)
◆M32 BINGO! (チーム4)
◆M33 手をつなぎながら (HKT48)
◆M34 Baby! Baby! Baby! (JKT48)
◆M35 上からマリコ
◆M36 君のことが好きだから
「胡桃とダイアローグ」から「君のことが好きだから」は3日間とおして見て、ちょいちょい曲は変わっていても出番としてはチームA→チーム4→HKT→JKT→第2回じゃんけん選抜→アンダーガールズの名曲ってローテーションは同じでしたね。チームAが3日ともに「胡桃〜」をやったのは、演出で借りていただろうレーザービームが1回だけだと勿体ないからでは無いか?と密かに思っております(苦笑)でもこの曲はチームAのカップリングで一番好きだから、毎回聴けて私は嬉しかったです。

■MC (ウェーブ)
ウェーブもさすがに慣れてきて、教える方も慣れてきた感が。この日は「チームA〜〜〜〜〜〜」でした。

◆M37 RIVER
◆M38 Beginner
◆M39 大声ダイヤモンド
◆M40 言い訳Maybe
◆M41 Everyday、カチューシャ
M42 ポニーテールとシュシュ
◆M43 フライングゲット
◆M44 真夏のSounds good !
ここらへんは怒濤のシングルラッシュ。ともかくあつこちゃんがセンターだったもの(大声ダイヤモンドは除く)ばかりなので、とにかく真ん中に集中してオペグラとモニタを見てました。次どれくるかがわかる安心感っていうんですかね(笑)あつこちゃんがセンターだった曲は、特に総選挙の曲は、他の誰が同じポジションで歌ったとして、私の中ではいつも脳内変換しそうな気持ちがしています。

■MC
◆M45 ここにいたこと
いよいよケーキセットのところでの一曲前のMC。あつこちゃんは「立ち止まったことがあったけど、私はね、みんなと歩いて来れてそれだけで大満足だよ」って言うから、マジで最後なんだってじわる。そして歌い出したのが「ここにいたこと」歌詞ヤバイでしょ・・・と思ってうるうる来ていたらいきなり抜かれた顔が「ゆ、ゆったん????」会場中が「ゆったん????」に包まれて、もう一回ゆったんが抜かれていたから「あぁ、来てくれたんだ!」ってもう大騒ぎでした。この歌の時のあつこちゃんは歌詞を噛みしめていて、その目の前に広がっている5万人の風景を見て、あつこちゃん、今寂しさを感じているのか、背中を押されている力強さを感じているのかどっちなんだろうなぁ。
言えるのは一つ・・・

「いつまでも覚えていて、ここにいたこと」

そしてアンコールは、会場中「あっちゃん」コール!見事にあっちゃんコールでした。全体的なバランスとして、Twitterの効果があったのか、アンコールはピンクのサイリウムが多かったような気がします。

■MC
アンコールあけ、ステージにスポットライトが当たり、白い花嫁衣装のようなドレスを着たあつこちゃんが出てきました。美しく、本当に美しくて、一つのことを決断した人ってどうしてこんなに綺麗なのか、深く感じ入りました。以下は、あつこちゃんのMCの内容です。(いろんなWEBに全文掲載されていますが、メモリストさんのページから引用させていただきました。)

私は小さい頃から人見知りでした。誰かに話しかけられてもすぐにお母さんの後ろに隠れてしまっていました。
そんな私でも今こうして4万8千人のみなさんの前で歌うことができて、幸せでいっぱいです。
正直すごく寂しいです。ですが自分で決めた道です。前に、ここから歩き出したいと思います。
こんな私をAKB48のメンバーの一員としてここまで応援してくださったみなさん、本当に本当にありがとうございました。 (深々と頭を下げる)
これからもAKB48のことを応援よろしくお願いします。
こんなにたくさんの方に背中を押していただけて旅立つことができる私本当に幸せ者です。
AKB48は私の青春のすべてでした。最後のこの曲を歌わせてください。夢の河。

あつこちゃんは深々と頭を下げて、そのたびに起こる「あっちゃーーーーん」という絶叫にも似たコールを聞きながら、ずっと肩をふるわせて長く長く〜私の体感では1分くらいじゃないかと思ったのですが、メディアによっては33秒とか1分とかいろいろですね〜頭を下げて涙を堪えていました。そして意地悪にも横からのカメラには、ぼろぼろと流れる涙が映し出されていました。涙が落ちきるまで頭を下げているみたいだな・・・顔を上げた時には歌い切るという意思を持った前田敦子になっていたように思います。

◆EN01 夢の河
花道に一人で歩いてきた目の前には、夢の河のメンバーたちが待っている。歌い切るという意思を持っているのだけど、もうかなり泣き出しそうで、崩れそうになるたびに必死で立て直そうとする姿に、歌の世界を伝えなくてはと思うあつこちゃんの意思を感じました。あつこちゃんの次に歌うたかみなはそういうあつこちゃんの意思を感じ取ってか、Mステの時の夢の河でもなく、前日の思い出のほとんどでもなく、実にしっかりとした歌い出しで、ぐっと耐えているのがわかりました。
待っているメンバーは・・・白い船のそばにいる。この白い船というのは夢の河のMVのイメージですね。忠実に再現している感があります(Twitterでも高橋監督がそのようなコメントをされていました。)1コーラス歌ったところでいったん音楽が止まり、大島さん、初期メンバーと順番にあつこちゃんとハグして行きます。
あつこちゃんの姿を見ているとその人との関係性がなんとなく見えますね。例えば印象に残っているのは、にゃんにゃんは「3つ上のお姉ちゃん!」って感じのあつこちゃんが甘えた印象、みぃちゃんは号泣しちゃっているからあつこちゃんがなだめながらもらい泣きな感じだし、珠理奈には「よしよし」ってすっかりあつこちゃんがお姉さんとか。そしてたかみな。27日の目撃者公演のMCでもらぶたんにいじられていましたが(笑)たかみなとあつこちゃんが見つめ合った瞬間に同じタイミングで顔をくしゃくしゃさせて泣き出してしまい、たかみなはまずあつこちゃんの胸におでこつけて泣き出してしまったので「思い出のほとんど」のMVを見ているかと思いましたよ、私。それから二人ともが深く腕を回して泣きながら抱き合っているので、らぶたんが言うように、彼氏彼女のような関係に見えたことは間違いないです。それも「愛しているのに、どうしても別れなくちゃいけない二人」的なw
そして船に乗せる時に手を携えるのは、彼氏たかみななんですよ。実に紳士なんですよ、いちいち本当に紳士なんです。率直なところ、夢の河のMV見た時に「三途の川」の逆パターンのイメージを持っていて、AKB48という守られた天国にいたあつこちゃんが、視線の先にある夢という地獄に向かって船で渡っていくような・・・だから討ち死にするかもしれない恋人を送り出さなくてはいけない恋人のように思えてしまったことも事実。でももっと言えば、2日目の「思い出のほとんど」後のソロデビュー発表の前にあつこちゃんがたかみなに掛けた言葉を聞いていたら、一足先に船に乗っていったあつこちゃんが、岸で待っているたかみなに「夢の場所においでよ」と船を送り返したような感覚になっていたのですね。だから、最終日のこの夢の河の演出はすごく自分の中で複雑な思いをしたまま見ていました。

■映像 (前田敦子 6年半の軌跡)
ここでの映像で14歳の頃の無邪気なあつこちゃんが「自分が卒業した時に、まだAKBがあって、あ、あのAKBにいたんですかって言われるような女優さんになりたい」というようなコメントをしていて、そこから時間が現在に近づいていくのだけど、7年の間に成長する少女のものすごいスピードと変化を目の当たりにして、正直自分の14歳の頃はこんなに確変していないよな・・・って絶望感に似た感覚を持ちました。本当に愛しくて仕方ないです。この部分の映像、絶対にBlu−rayに入れて欲しいよなぁ(→Blu−rayと決めつけていますが)

◆EN02 桜の花びらたち
あつこちゃんが去った後に残ったメンバー(ギンガムチェックの時に指原と玲奈ちゃんがささっと加わったので、ここに指原はいないと思っていたら、どうやらあつこちゃんが「出なよ」って声をかけたらしく、そのことを指原はGoogle+でも、卒業公演の贈る言葉でも感謝していました。)で「桜の花びらたち」この歌に送られながら、トロッコ?に乗ったあつこちゃんが5万人の観客に向かって「ありがとうございました」と挨拶をして行きました。時に泣き出しそうなのを堪えた顔で、笑顔で、それは本当に美しくて、少女は大人の女性になったという印象を持たずにはいられませんでした。最終日の感想を一言で表せと言われたら「美しかった・・・」に尽きます。

■MC (1期生5名+大島さん)※1期生6名となっていましたが、ここは5名+大島さんだったと思います。
ここではなんと言ってもともちんの「居て欲しいし、引き留めたけど、敦子には待っててと言いたい」という率直な言葉と、にゃんにゃんの「あっちゃんは夢の河を渡ってしまったけど、今日の打ち上げに来てくれるかな」っていう天才的なコメントがMVPでしょうね。このコメントで一気にステージと会場が「え?(爆)」ってなって、空気が変わった感じがしました。

◆EN03 ギンガムチェック
◆EN04 少女たちよ
◆EN05 ファースト・ラビット(※前田アンダー=ぱるる
◆EN06 ヘビーローテーション(※前田アンタ−=珠理奈)
ギンガムチェックはいいとして、少女たちよとファースト・ラビットは微妙になった心の狭いファンは私です(苦笑)

■映像 (ダイジェスト)
最後の映像はこの3日間をバックステージのあつこちゃんを中心とした編集。特に3日目はどう考えてもさっきの楽屋裏の話だろ?くらいな衣装なんですよ、たかみなとあつこちゃんが二人で泣きながら話していて、たかみなの口ぶりから想像するに「これからだぞ、頑張れよ」って言っているようで、そこをあつこちゃんが「うん、うん」って子供みたいに頷いている・・・第3回総選挙の後の楽屋での二人の様子が再現されているかのようでした。あぁ、これも是非特典映像にしてください。お願いします。

初めてAKB48のコンサートを3日間行くことができ、そして恐らくここまで必死になるのも最後かもしれないと思います。3日間通して感じたのは、夢に向かって頑張っている女の子は正義だってことですね。そして、うちの推しのお辞儀の美しさと深さに改めて惚れ直した3日間でした。
いろんな実況Tweet、まとめBlogがある中で、読んでいただいてありがとうございました!

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