ROCK IN JAPAN FES.2014 2014.8.10

ROCK IN JAPAN FES.2014 2014.8.10

4月にお台場と難波でLIVEを打ってからのいきなりの夏フェス。まさか8月10日にロッキンジャパンに出演するとは思いませんでした。昨年末にカウントダウンジャパンに出てフェスデビューはしていたけど、こんなに早く、ましてや舞台「太陽2068」が終わった直後だから、本当にサプライズでした。

開演時間は12時15分でしたが、早めに行かないと前の方で見られないし……と初発に乗って行ったものの、勝田駅までの間に雷雨雲雨で開場は遅れシャトルバスも出ていない状況。駅の周りはとんでもない人で溢れかえっていました。事前にシャトルバスのバウチャーを買っておけば良かったのですが、そういったリサーチ不足で切符購入の列にうんざりしながら並ぶこと一時間半……。このままだとあっちゃんのステージに間に合わないと思い、歩かずに遅れて後悔するより、歩いて後悔と思い直し、Googleで検索して徒歩1時間14分の地点から猛然と歩き始めました。

ゴアテックス着ていて猛烈な暑さもありましたが、朦朧としつつひたすら真っ直ぐに……歩くこと1時間。14分Googleに勝った……という無駄な勝利を噛み締めつつ、何本もバスに追い抜かれましたが無事に開演15分前には到着。なんとか会場に滑り込みました。野外なので暑いことは暑いのですが、森の中に作られた会場には時折涼しい風が通り抜けていて、あっちゃんが出てくる時にはすっかり太陽が出ているという、晴れ女最高でした。

ゴールドのワンピースで出てきたポニーテール姿のあっちゃんは破顔一笑、出てきた瞬間わーーーーって海を目指して走り出しちゃう子供みたいに楽しそう、それを観ている私、ニヤニヤが止まらないくらい可愛かったです。

セットリストは
1 君は僕だ
2 タイムマシンなんていらない
3 冷たい炎
4 右肩
5 コンタクトレンズ
6 独り占め
7 セブンスコード

私の好きな曲は全部やってくれた!LIVEだったら「この胸のメロディー」とか「Sunday drive」なんかノリもいいしなぁなんておもったけど「冷たい炎」でスロー曲を持ってくるかぁと意外な感じがしましたね。「コンタクトレンズ」「独り占め」は名曲、本当に好きで大合唱したくなるのを抑えるので必死。

ステージの感想をファンの贔屓目たっぷりで書くと、舞台で声を出して来た直後だったからか、太さが出たような印象を持ちました。正直なところ、高音部で突き抜け気味の音になるとひっくり返ってしまってひんやりと冷たい汗をかくことがあるのですが、この日はそういう部分では声をどーーんと前に出してたし(違う言い方をすると、細かいことを気にしてなかったし)それが清々しかったです。変に「そこ、大丈夫かな」っていらん心配をせずに聴けて楽しかった。

まぁ、それ以上にバックの皆さんの演奏がパワフルで、かっこ良く、正直この音に負けちゃってた部分もありましたよね(笑)ただ、Zeppでもそうだったけど、前田敦子を観てくださいっていうより、バンドを後ろにした時は「バンドで観てください」って印象を持ったので、最高のプレイヤーの中で楽しんでる姿を観られたら、なんか他に要りますか?って思っちゃったのでした。観てるだけで多幸感味わえるんだからこれはプライスレスでしょ。

バックバンドに助けを求めて、慣れないMCで「スクリーム!!」と盛り上げるだけ盛り上げて、「ではバラード聴いてください」って来た時には流石に「ちょ、ちょい……」と苦笑いしちゃった「右肩」。アレンジがカッコ良くて、でも歌詞を間違えてしまって「ごめん」と手でお詫びポーズした後にあー失敗しちゃったって思ったのか、ご機嫌ナナメかしら⁈なんてふうなところもありましたが、全体的には晴れ女と言うだけあっての笑顔いっぱいの太陽みたいなあっちゃんを観られて満足でした。

時間も短い中で、こういうフェスは一般的にMCをもっと入れるものなのかわかりませんが、いわゆるアウェイの時のステージでMCが少しずつ慣れて来たらいいですよね。フェスの常連の方とおぼしきカップルが「MCがほとんどなかった」と話しながら去って行きました。ゆるゆるな雰囲気はあっちゃんの良さであるから無くして欲しくないし、でもあっちゃんがもっと楽しさを表に出してもいいのになぁと次に向けての楽しみが増えました!次のシングルが出たらまたライブしてくれないかなぁ。