2012秋 弾丸ミュージカルツアー in NY 1日目

11月14日に航空券取って、ホテル予約して、って毎度の事ながらですがギリギリの計画をした今回のNY旅行。会社の休みもぎりぎりになって根回しが取れて11月30日から12月4日帰りの実質3泊5日でNYに行って来ました。

伊達選手の引退試合を見にマジソンスクエアガーデンにツアーで行った時が初めてのNYだったんだけど、その時には試合しか見て無くて、全くエンターテインメントとは接触がなかったんですよね。MSGでは危うく屈強なセキュリティに捕まりそうになって逃げた思い出が(笑)選手に近いところに行きすぎたという懐かしい思い出です。(苦笑)年齢ばれますね。ま、いいか。

飛行機はアメリカン航空で。羽田空港からJFK空港への直行便があり、朝6時台→現地到着同日朝5時台という素敵な便。丸一日使えるので迷わずその特定航空券を選びました。ワンワールドの提携航空券だとマイルが使えるし、サーチャージJALの特典航空券だと万単位でかかるのに、アメリカン航空だと4,000円もかからないという不思議な現象が起きていました。

一人だし、いい年齢なのでYMCAクラスのホテルはもういいや(苦笑)だと思って選ぶのに悩みましたが、口コミの星が多いところを選びました。航空券代をこっちに回したって感じです。「Hotel Chandler」

ランドセントラル駅から歩いて15分〜20分くらいかなぁ。NYって碁盤の目状になっているので、慣れると地図を読めない私でも普通に歩けましたよ。

前日仕事が終わらず残業と、朝早かったのと前日荷造りできなかったので完徹してて、朝の2時に出発。早朝の羽田空港のロビーには椅子をベッド代わりにして寝ている人がいたんですが、せっかくなので休憩室を使ってみました。

1時間1,000円で、リクライニングシートで横になれるし、荷物も置き引きの心配ないし、何しろ温かいから風邪引くリスクが少なくなりますしね。2時間利用してチェックイン。


アメリカン航空JALとの共同運行便ということだったけど、日本人のアテンダント0だっただけでなく、エコノミーのアテンダントさんがめっちゃ貫禄ある女性ばかりでびっくりした(笑)寝てたら無理矢理起こして早口で「エッグorフィッシュ?」とか言うから魚を頼んだら鯖の味噌煮が出てくるという悲劇ね(涙)鯖だめなのに・・・。

機内食は、その後チキンハンバーガー、そして今度こそ卵!と思ったらパンケーキの方が美味しそうだったというご飯オンスクランブルエッグという凄い食べ物をいただきました。

機内では映画を2本。これから日本でも上映する「TED」と上映するかわからないけど「Odd Life of Timothy Green」TEDは原語字幕なししかなかったけど、やたら面白かった。お下品なテディベアがウケる。本当にこれ字幕でちゃんと観たい!敦子ちゃ〜〜ん、めっちゃお勧めです!もう一本は吹き替えが下手すぎて(すいません)ちゃんと字幕で観てもいいなぁって感じ。子供に恵まれなかった夫婦に起きた奇跡です。

JFK空港に着いたのは4時54分という朝!!交通案内所にも人がいなくてミッドタウンまでバスで行くために案内看板が出ているところにいたんだけど、実際は乗降場所が少しずれてて危うく乗り損ねるとこでした。頭上の看板に要注意です。各ターミナルを全て廻ってから料金を支払うので、チケットを事前に持っていなかったら、バスの中で支払うっていうのを忘れないようにしなくては。16ドルでした。1時間くらいでグランドセントラル駅についたので楽でした。

ホテルに荷物を置いてからチェルシーに行くことに。ホテルの受付の人が親切で英語の不自由なアジア人にも優しかったのが安心に繋がりましたね〜。
・・・とグダグダ書いていくと切りが無いので、ミュージカルに絞って書きますね。

今回3泊しかいられない中、どれくらいミュージカルを観られるか。マイミクさんでブロードウェイミュージカルに非常に詳しい方がいたおかげで事前に情報を収集して行くことができました。劇場で直接購入、WEBで取り扱う代行業者(手数料がかかって値段まちまち)、TKTS(割引率が高いみたいだけど、並ぶし希望日があるかわからない。)といういろんな手段がありました。滞在中1公演は絶対観たかったので「メリーポピンズ」だけは日本で業者に頼んでおきましたが、あとはPlaybillに登録して値引きチケットをプリントアウトし、劇場でアタックする方法を採りました。
公演チケットは、劇場にもよるようですが、10時頃から窓口で買えるようで、私も今回「The Radio City Christmas Spectacular celebrates the 85th Anniversary of the Rockettes」「NEWSIES」「WAR HORSE」「ONCE」は劇場で直接購入しました。しかし、劇場がそもそも見つからなくてガイドブックにも載っていない「ONCE」のJACOBS TEATERは迷った迷った。

到着日に全部のチケットを押さえておいた方がいいと思ったので、ラジオシティホールにまずは明日のチケットを買いに行ったら、
「明日(土曜日午前9時公演)は売り切れだけど、これから(午前10時開演)のチケットはオーケストラ席で49ドルであるよ!」
と窓口の係の人が言うので、即断!(正規料金は79ドルだったみたい)そのまま取りあえず観ることになりました。

いや〜しかしラジオシティホールは豪華でした。劇場内外の装飾もごってりしていて重厚感があるから雰囲気からまずワクワクする。これはどの劇場もそうだったけどトイレにトイレ担当の方がいて、空いている個室をどんどん案内するから女子トイレなのに恐ろしく回転がいい!このシステム良いよなぁ。

ロケットの発祥っていう触れ込みだったし、宝塚が好きな私としてはロケット観られるなら!と思っていったけど、宝塚のようなワンシーンだけのロケットではなくて、ロケットと、そうでないショーと交互に出てくる構成。Christmasを楽しみにしている街の人たち、そして女の子の周りに起こる風景を描いていました。最後には(これは全くの印象なんだけど)イエス・キリストの周りで世界の民族がChristmasを祝っている〜みたいなテイで終わったような気がするんですが、なんかとにかく盛り上げる盛り上げるってのが凄かった。(すいません、英語理解できてない)

ボン、セリ、スッポン、両袖の花道と構造的にフルで使っていて、なにしろ途中でスケートリンクが出てきて、ペアでクルクル回したり持ち上げたり結構業を繰り広げてるし(日本なら絶対拍手なんだけど、どうもロケットに負けているw。)花火もバンバン上げちゃうんですよ(笑)それに映像!建て込みをする大道具は最低限しかなくて、あとは映像でいろんな場所を作り出していただけでなく、プレゼントされたゲームをする場面では3Dですよ!3D!時間ギリギリで入場したもんで3D眼鏡が入口にあったことに気づかなかったから私はそれを楽しめなかったんだけど、3Dで舞台を観る日が来るとは思わなかった。本当にびっくりしました。

ロケット一つにしても、単に並んで足を上げているだけじゃなくて、フォーメーションの多さ、バスに乗ったまま、座った状態でのロケットとか、固定概念ががらがらっと崩れるパフォーマンスにびっくりです。いや、あまり期待していなかったけど、ChristmasのNYの風物詩と言われるゆえんが、この会場の盛り上がりで良くわかりました。写真撮っている人が多数いたんですけど、禁止じゃなかったのかな?

そんな訳で、初日は予定外で公演を観たもんだから、メトロポリタン美術館はもう諦めて、公演チケットを購入し、そして夜はTOP OF ROCKで夜景を見ることに決定。

「NEWSIES」は割引チケットでは使えないオーケストラ席(それも前から2列目センター席)を89ドル(定価252ドル)「WAR HORSE」もオーケストラ席を89ドル(定価135ドル)で買えたミラクルがあったけど、「ONCE」はオーケストラ席だったけど定価147ドルでした(これ、地味に痛い出費だった。)劇場窓口は公演日ギリギリだと出物がありますね。(ONCEは一枚だったから手に入った感じ・・・すごい人気なんですが、今回私が観た中では一番満足度が低かった作品。敦子ちゃん、ここは共感できないの)

取りあえず全部チケットを手に入れ、安心して夜景。エンパイアステートビルには行かなかったので比較できませんが、TORの場合は時間が15分刻みで指定されていて、混乱せずそれほど待たずに展望台に行けました。30ドルで写真付きのチケットを買ったところ、待機列途中で一枚撮影をすることになったんですよ。後からわかったのですが、その撮った写真と、TORからのベストショットを合成して(笑)記念写真に出来るそうです(別途15ドル必要らしい)。手続きが全部終わった後に意味がわかったというお粗末な状況でしたけどね。


ロックフェラー広場のChristmasツリーにもすごい人出だったけど、ここは押さえようと思って粘って写真。綺麗だったなぁ。

昼はステーキを食べたけど、夜はデリというね(笑)食生活的にはほどほどな1日目になりました。