大島優子 1stフォトブック 優子

AKB48に興味を持ってから購入した「高橋みなみ 1stフォトブック たかみな」に続く「大島優子 1stフォトブック 優子」をこの間購入しました。かなり売れ行きが良いらしく、有隣堂で買おうと思った時には店頭になかったからね。大きさはA5版で持ち運びはいいのですが、値段が結構する(苦笑)後ろを見ないでレジに出したらびっくりした1,200円でした。

目次をたどると
スペシャルフォトストーリー
2万字インタビュー
フォトドキュメント(故郷に帰るってことで栃木に帰っています。)
父子対談
友撮SP
秋元Pとの対談
たかみなとの対談
セルフポートレイトと深層心理分析
クリエイターからの優子ちゃんへのメッセージ
スペシャルフォトストーリー
メッセージ

男子ではないので、水着や下着姿のグラビアに目が行くと言うより、特に秋元Pやたかみなとの対談を読みたかったので、そこらへんを集中して読みました。
読み終わって思ったのは、
「あっちゃんはこういうのは作れないな」
ってことと、すごく贅沢な作品を作ってもらって羨ましいなってことでした。

「OTOME CONTINUE」(太田出版)で大島・前田対談がありましたが、そこであっちゃんが「優子はバックステージとステージがまったく一緒」と言っているように、この本では生い立ちから、思ったこと、考えていることを包み隠さず話しています。それは推しからしたらたまらなく魅力で、推しでなかった人も素直で一生懸命な人となりを感じて、興味を持つことは間違いないと思いました。

元気で、明るくて、パワーももらえるけど、どこかで憂いもある女の子

そんな印象でしょうか。

だから、ネットで良く見るのは
「この本が総選挙前に出ていたら、優子ちゃんが1位だった」
という話題で、もしかしたらそうだったかもしれないね、と否定はしません。

子役時代からの苦労があって、芸歴が一番長い中で、AKBを引っ張ってきたことは誰も否定するものではないですよね。たかみなとの対談では、2人がAKBの事を深く考えていることがわかったし(それを下級生がどれくらい理解しているのかは謎ですが・・・)、こういう話をこの2人がしているうちは、卒業できないんじゃないかとさえ思います。(秋元Pはすごく考えているんだなぁということもわかった。)
バラエティから歌からの活躍で、すでにピンでもやっていけるとは思うのですが、ただ、本人は女優志望なのに、こういった方向でいいのかなぁとたまに思うんですけど・・・。正直主役タイプというよりは、本の中でも書かれているように「主役食いの二番手」タイプな気がするし、もう少しユニットより芝居にシフトしてもいいんじゃないかと。あと、私は優子ちゃんって舞台の仕事も合っているんじゃないかと思うんですよね。例えば劇団新感線☆とか、つかさんが生きていたらつかさんの芝居とか。歌もあるし芝居もあるしで。飛龍伝なんかすごく面白いかも。(あ、でもこれは男性の方がちゃんと芝居できないとクソつまんない作品になるからなぁ。)
リエーターの方からも信頼があるのがわかるし、礼儀とか気遣いとかできているというのは、当たり前と言えば当たり前ですが、素晴らしいですね。

・・・でも、ワタクシ推し変はしません(笑)

この後もフォトブックが続くのかわかりませんが、内容が濃いなら大歓迎!
ん、次は誰だろう。楽しみにしたいと思います。
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ここからは蛇足ですが、
あっちゃんは、こういう自分を語って作品を作るのは無理なんじゃないかなぁ、だったらテレビ媒体の中で、映されて他人からディレクションされた方がいいんじゃないか・・・と思っていたら、一昨日の「情熱大陸」が奇しくもあって、あれを見た時に、直感は合っていたなぁと思いました。(これ、話を盛っていませんよ)
チームにはいろんな人がいて良いんじゃないですかね。同じ型にはめることがアイドルじゃないと思いました。