A-R'ex'

2008年01月12日〜14日まで日本青年館で観劇
荻田先生の作品にあさこ・かなみちゃん・きりやんのキャスト。
全員で15名ほどだったが、相変わらずの難解さはあった。
新しい形の劇中劇、全員が全員、リアルであってヒストリーであった。
宝塚は「エリザベート」以来、すっかり「死」は逃げ場ではなく次の世界への旅立ちを意味するような舞台が多くなった気がする。もしかして、もう「心中恋の大和路」のような作品は受け入れられないのかもしれない・・・と思ったりして。

かなみファン目線で言えば、ニケのようなファムファタルな役はゾクゾクするほど興奮する。姫芝居をすればあざといと言われてしまう彼女だけど、多分この人のお芝居の本質はデコレーションされた姫ではないんだと思う。

この時にはあさこと一緒に退団かなと思っていたのに、まさかこんなことになるとはね。